大阪府保険医協同組合は、大阪府内の開業医の組織である大阪府保険医協会、大阪府歯科保険医協会を母体に、「中小企業等協同組合法」に基づいて1971年4月に設立された組織です。組合員の相互扶助の精神に基づき、開業医の経営をサポートする各種事業を行っています。
大阪府保険医協同組合は、大阪府内の開業医の組織である大阪府保険医協会、大阪府歯科保険医協会を母体に、「中小企業等協同組合法」に基づいて1971年4月に設立された組織です。組合員の相互扶助の精神に基づき、開業医の経営をサポートする各種事業を行っています。
保険医協会は、大阪府下開業医の自主的な団体で、開業医の権益を守ることと、国民医療の充実・発展をめざす取り組みを、国民と共にその実現に努めています。
2024年05月現在、医科保険医協会は約6,000、歯科保険医協会は約4,200が協会に加入し、診療研究、医療保険制度、診療報酬改善や府民の医療福祉改善の運動、経営や生活全般の世話役活動を行っています。
保団連は、全国47都道府県の保険医協会が加盟する連合会でその会員数は100,000名を超えています。保団連の活動は、全国の協会と同様に国民の健康を守る運動と開業医の医療活動と経営をまもる活動を全国的に統一して進めています。
全国各地の保険医協会を母体に設立させた保険医協同組合の全国連絡会で全国11府県で事業活動を推進しています。各協同組合は保険医協会と共に会員の医業経営を守るため共通の目的をもって各種の事業を行っています。
全国保険医協同組合、保険医協会の医科・歯科開業医の共同購入ネットワークです。近畿圏と協同組合設立県がおもな利用県ですが、ジェネリック医薬品のみの取扱い県も含めると全国34都府県で共同購入を行っています。
創立と意義
大阪府保険医協同組合の設立は、1970年秋に大阪府保険医協会第9回定期総会で決定された「国民医療を守り、保険医の医業の向上と経営の合理化をはかる」ことを目的としてその方針に基づいて、翌年71年に協同組合設立第1回総会を開き72年1月より大阪府の認可を正式に受け組合として事業を始めました。
この背景には、診療報酬の抑制・薬価の引き下げや徴税強化の影響で医院経営が厳しくなり、一方では急速に進歩する医学・医術への対応を迫られる会員医療機関から、経営を支える直接的事業への要求が高まり、それに応えるため法人組織の確立へと至りました。
今日の日本は医療、社会保障など「2025年問題」を見据えて、社会構造の大きな転換期を迎えつつあります。また政府は医療費抑制のため自助・互助・共助・公助の政策を掲げて「医療は在宅で」の見直しを国民へ強いてきています。また医療現場では「地域包括ケアシステム」に向けて「かかりつけ医」を強引に推し進め地域医療の根底を脅かしています。
保険医協同組合はこのような社会情勢を見据え保険医協会、歯科保険医協会とともに「国民医療の改善と開業医のくらしと経営を守る」活動への参加と他府県の保険医協会とも連携したM&D保険医ネットワーク事業や共済活動の発展にも邁進していきます。
保険医協会と連携し、新規開業、閉院、継承実務や相談も行っております
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各種様々な保険・共済で組合員の「安心サポート」。多彩なセミナーで情報発信も。